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広島市中区に手羽先居酒屋のFC店 まる


週刊経済2021年9月22日発行

同業態初出店

食品の輸入卸、外食事業の㈱まる(福岡市東区箱崎ふ頭5丁目、百富進社長)は8月12日、広島市中区本通に手羽先をメインとする居酒屋をオープンした。

店名は「奇跡の手羽先サラリーマン横丁広島本通店」。飲食店運営の㈱手羽先カンパニー(大分市、今村拓郎社長)が同市や福岡市などで運営する「奇跡の手羽先サラリーマン横丁」のFC店で広島初進出。百富社長と今村社長はもともと交流があり、テストマーケティングの地として名高い広島での出店を決めた。場所は本通駅東側、ローソン広島紙屋町1丁目店向かいの2階建てビル1階。店舗面積は110㎡で席数は70席。メニューはオリジナル、プレーン、レモン塩、うま辛から選べる手羽先1本110円(税込)、5本500円のほか、串カツ10本990円など。スタッフは若杉茂生店長含む20人。想定客単価は3千円で、初年度の売り上げは7200万円を目指す。

同社は「サラリーマンがターゲット。広島県内でブランド認知度を高め、店舗展開していきたい」と話している。

百富社長は福津市出身。1971年12月23日生まれの49歳。カリフォルニア州立大学サクラメント校卒。趣味は野球、ゴルフ。

同社は1999年4月設立。資本金1千万円。現在、全国ご当地グルメ屋台などの飲食店をFCで計15店舗展開している。従業員数50人。2021年3月期の売上高は38億円。