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広島市のアクト中食と包括的業務提携 ワイエスフード


週刊経済2024年3月19日発行号

ネットワーク活用へ

ラーメン店経営などのワイエスフード㈱(田川郡香春町鏡山、小川光久社長)は2月5日、業務用総合食品・米穀・酒類卸売のアクト中食㈱(広島市、平岩由紀雄社長)と包括的業務提携を締結した。
アクト中食は1911年に米の集荷業として創業し、現在は業務用総合食品・米穀・酒類卸売業として8600社の取引先を有し、業務用食品スーパーの直営及びFCを展開している。提携により、このネットワークと販路を生かすことで、BtoBビジネスを強化していく狙い。「九州筑豊ラーメン山小屋」ブランドをはじめとしてラーメン店への食材供給を中心に、その他小売店への卸、インターネット通販などによる直販に取り組んできたが、さらなる成長・発展を期し、スピード感をもって実現するため、今後も提携・連携・協業などに力を入れていく方針。
同社では「定評ある自社製造の麺類や焼豚の拡販、またメーカーとして新商品開発、アクト中食取引先のOEM製造受託などに注力していく」と話している。