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年内にリノベーション事業を開始  シフトライフ


新たなニーズ狙い

マンションデベロッパー・㈱シフトライフ(福岡市中央区天神4丁目、樋口由紀夫社長)は、年内にリノベーション事業を開始する。
新型コロナウイルスの感染拡大で自宅で過ごす時間が増えたことを背景に、住宅に対する新たなニーズ獲得を図るもの。一級建築士の資格を持つ樋口社長がこれまでの知識や経験を生かし手掛ける。間取りの変更や設備仕様の提案、管理会社・近隣への対応、引っ越しや仮住まいの手配、ローンの手続き代行、インテリアコーディネートなどリノベーションに関わる工程をトータルでサポートする。また、ウィズコロナ、アフターコロナを見据え、独自開発したパーティションや可動式収納家具、抗菌・防カビ施工で家庭内のプライベート空間の確保やウイルスに対応する。自社分譲マンションブランドだけでなく、他社ブランドにも対応する考え。価格帯は3LDK(65㎡)480万円、4LDK(80㎡)580万円。月間受注戸数10~12件、年間売上高6~7億円を目指す。樋口社長は「これまでマンションの企画、設計、施工、販売、管理まで手掛けてきた強みを生かし、事業部を新設する。福岡、佐賀、熊本など進出エリアに設けている各販売拠点から情報発信していく」と話している。
同社は200

2020年12月8日発行