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年内にビュッフェレストラン4店舗を出店 グラノ24K FC方式で、関東・関西にも出店を計画


 バーベキュービレッジ「ぶどうの木」、ビュッフェレストラン「野の葡萄」などを経営する株式会社グラノ24K(遠賀郡岡垣町手野、小役丸秀一社長)は年内までに、全国でビュッフェレストラン「野の葡萄」四店舗の出店を計画している。
 主力業態の「野の葡萄」は、「食と健康」をテーマに、自社農園や岡垣町の農家で収穫された野菜をメーンに使い、バイキング形式で提供するスタイルのレストラン。現在、直営で四店舗(黒崎井筒屋店、天神イムズ店、小倉伊勢丹店、ダイヤモンドシティ・ルクル店)FCで二店舗(大分店、広島店)を展開している。今後は二十店舗を上限とし、FC方式で出店していく方針。計画では、九月十七日に「アミュプラザ鹿児島店」、十月には広島市と大阪・北花田にオープンする「ダイヤモンドシティ」に一店舗ずつ、十一月には東京都の「多摩プラザ」への出店が決定している。
 小役丸社長は「現在の健康ブームに乗るのではなく、お客様から求められる業態を模索していくことが当社の方針。野菜や魚は基本的にその土地で採れたものを使うというスタンスを守り続け、地元農家との連携で地産地消を実現していきたい」と話している。
 同社は一九三五年創業、一九九五年設立、資本金三千万円、従業員は 二百七十人(うちパート・アルバイト二百人)。
 小役丸社長は遠賀郡岡垣町出身、一九五五年八月十七日生まれの四十九歳。

2004.9.14 発行 週刊経済より