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年内にもパスタ専門店の出店を計画 リアン 出店を再開へ


 飲食業・株式会社リアン(福岡市南区片江一丁目、伊藤洋社長)は昨年見合わせていた店舗展開を再開、年内にもパスタ専門店「ペペチーノ」の出店を計画している。
 同社では昨年、消費低迷などのため新規出店を見合わせていたが出店依頼が相次いでいることから、物件を厳選したうえで出店の再開に踏み切る。出店を計画しているのは「ペペチーノ」で、出店エリアは「福岡市東区、中央区にはまだ出店の余地がある」(伊藤社長)ことから、年内にも同地域への出店を目指す。またカレー専門店「二重丸」もメニューや料金の改定、店舗のリニューアルなどに力を入れていく。「現在の四店舗は全て福岡市西部に集積しているため、博多区や東区、中央区などへの展開も考えたい」(同社長)と新規出店も検討している。
 同社は一九七三年一月の創業、一九九五年十月の設立。資本金一千万円。従業員三十人。現在、「ペペチーノ」を八店舗、「二重丸」および「らーめん筑後屋」をそれぞれ四店舗、ラーメン店「船津商店」「朝日や」を一店舗ずつ展開している。二〇〇〇年十一月期の売上高は七億円。
 伊藤社長は福岡県飯塚市出身で、一九四七年六月二十六日生まれの五十五歳。福岡県立稲築高校卒。趣味は食べ歩き、読書。

2003.04.30 発行 週刊経済より