NEWS

平均支給額は37万7214円で前年比6・1%増 県内事業所の夏季賞与


週刊経済2022年12月6日発行

支給月数は1・18カ月

県企画振興部調査統計課がまとめた2022年夏季賞与の平均支給額は、37万7214円で前年比6・1%増だった。
常用労働者30人以上の県内事業所を対象に従業員1人当たりの平均支給額をまとめたもので、平均支給月数は1・18カ月で前年差は0・09カ月増だった。産業別で支給額が最も高いのは電気・ガス・熱供給・水道業の86万775円だった。次いで金融業・保険業の78万4842円、教育、学習支援業の67万8483円の順。逆に最も低いのは、宿泊業、飲食サービスの6万112円で、次いでサービス業(他に分類されないもの)の14万7024円、生活関連サービス業、娯楽業の16万3371円の順。対前年増減率が最も高いのは運輸業、郵便業の66・1%増で、逆に低いのは建設業の22・6%減だった。また、支給月数で最も高いのは金融業・保険業の2・09カ月、電気・ガス・熱供給・水道業の1・87カ月、教育・学習支援業の1・8カ月の順。最も増えたのは運輸業、郵便業の0・65カ月増で、最も減ったのは建設業の0・38カ月減だった。
データは毎月勤労統計調査地方調査の22年6月~8月分の「特別に支払われた給与」のうち、賞与・ボーナスとして支給された給与を抜き出し集計したもの。産業別比較では秘匿している鉱業を除いている。