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幅や座面の向きを自在に変更できるソファベッド開発  シノハラ製作所


コロナ対策に

木製家具製造業の㈱シノハラ製作所(北九州市門司区片上町、篠原元樹社長)は、幅や座面の向きを自在に変更できるソファベッドを開発。7月中の発売を目指している。
新型コロナウイルスの蔓延を受け、ソーシャルディスタンスを確保できるソファベッドとして開発したもの。2人掛けで、通常のソファとしても使えるほか、座面を中央から両側にスライドさせると間に机が出現する。また、両サイドに分断した座面を回転させ、互いに背を向けて作業をすることも可能。座面を倒すと一人用のベッドになる。受注生産で、縦、横、高さはオーダーで対応する。「世の中にないものを作りたいという思いで開発に取り組んでいる。オフィスや家庭でのソーシャルディスタンス確保に役立ててほしい」と話している。
同社は1949年12月設立。資本金2000万円。

2020年6月9日発行