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常収益は3・9%減の176億5800万円 筑邦銀行21年3月期
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週刊経済2021年5月25日発行
当期純利益46%増
㈱筑邦銀行(久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取)の21年3月期連結決算は、売上高に相当する経常収益が前年比3・9%減の176億5800万円、経常利益が同36・8%増の17億4400万円で、減収増益となった。
貸出金利息や有価証券利息の増加により資金運用収益は増加したものの、有価証券の売却益が減少したことなどから減収。利益面では営業経費や不良債権の処理費用が減少したことで増益となった。当期純利益は46・1%増の11億6900万円。売り上げの大半を占める銀行ベースでは、経常利益が54・8%増の14億4400万円の増益だった。
今期の経常収益は前年比4・6%減の168億4000万円、経常利益は同47・2%減の9億2000万円、当期純利益は54・2%減の5億3500万円の減収減益を見込んでいる。