常務に高橋取締役管理部長が昇格　太平環境科学センター

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週刊経済2022年10月12日発行

将来の後継者見据え

水質、土壌などの分析、測定業務を手掛ける㈱太平環境科学センター（福岡市博多区金の隈２丁目、坂本雅俊社長）の常務取締役に１０月１日、高橋麻紀取締役管理部長が昇格した。
ジェンダー平等など女性社員を中心とした職場環境の整備を推進する中、高橋氏の常務就任で風土改革をさらに加速させるとともに、将来の実質的な後継者として社内外に認知させ組織の活性化につなげる。
高橋氏は福岡県出身、１９７４年２月１９日生まれの４８歳。沖学園高等学校卒。２０１１年パートタイム入社、１５年４月限定正社員、１７年７月正社員へ転換。１７年８月お客様満足推進室グループ長、１８年４月お客様満足推進室長兼総務課係長、同年７月総務課課長を経て、１９年４月から管理部長代理を経て、２０年１０月から取締役管理部長を務めていた。常務就任後の委嘱業務は引き続き管理部長。趣味はガーデニング。
坂本社長は「今は改革を推し進めるリーダーというより、企業としての一体感を醸成する上で社員が付いてきてくれるニューリーダーが必要。明るい性格の彼女はその適任者。また技術畑ではない彼女をサポートしようという社員一人ひとりの自覚が芽生えるきっかけにもなってほしい」と話している。