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市税収入２８４１億円、３年連続過去最高に 　福岡市　　　 人口増、地価上昇等が貢献

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　福岡市は７月５日、２０１５年度市税決算見込みを発表し、市税収入は前年比１・０％増の２８４１億３８００万円となり、３年連続で過去最高額を更新した。
　納税者の人口増加、土地評価額の上昇等に支えられ、主要な市税科目である個人市民税、固定資産税・都市計画税がいずれも増収となった点が大きかった。市税収入率は６年連続で向上して９７・９％となり、政令市移行後では過去３番目、３７年ぶりの高水準となった。また、市税収入未済額は５１億１４００万円となり、ピーク時（２００２年度）の約４０％程度に減少した。個人市民税は前年比３・３％増の８８９億１１００万円。固定資産税・都市計画税は同１・０％増の１３２６億１２００万円。一方、法人市民税は税制改正の影響により同５・２％減の４０９億５３００万円だった。
　高島市長は会見で「市民や地元企業が頑張った結果ではあるが、ここ数年、成長戦略で取り組んできた政策の効果も表れ始めている」と評価した。