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市役所西側に地下通路、地下駐輪場をオープン 福岡市


6月9日から供用開始

福岡市(高島宗一郎市長)は6月9日、市役所西側に地下通路、地下駐輪場をオープンした。
名称は「天神ふれあい通り地下通路・駐輪場」。天神地下街の延伸工事の際に設置された仮設車路・入口を活用して、17年1月から工事を進めていた。旧地下車路の地下2階部分が地下通路、地下1階部分が自転車駐輪場。地下通路は、市庁舎地下の「星の広場」と天神地下街とを結び、長さは延長約130メートル、幅員は4・0~5・3メートル。利用時間は午前8時から午後8時まで。駐輪場は地下通路と接続しており、駐輪後は地下通路から天神地下街や市役所方面へ移動できる。台数は平置き375台で、利用料金は1日1回100円、3時間まで無料。定期利用も可能で、学生は1カ月1200円、一般は1カ月1900円。利用時間は午前6時から深夜0時30分まで。駐輪場の整備にあわせて周辺の路上駐輪場約260台を廃止し、歩道環境の向上を図る。
市道路下水道局西部道路課の原之園雅光課長は「天神ビッグバンの一環として地下ネットワークのさらなる充実を図った。地下街まで民間施設を通らないため、営業時間や休館日等に左右されず利用が可能になる」、自転車課の前田利家課長は「天神地下街に直結している駐輪場は初めて。他の駐輪場とあわせ、街中の商業施設の回遊に役立ててほしい」と話している。

2018年6月19日発行