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市内最大級の雨水管整備に着手 福岡市
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貯留量は約7万3000㎥に
10月19日、福岡市は雨水排水・貯留施設を整備する「雨水整備レインボープラン天神」の「中部2号幹線(3)築造工事」で、市内最大級の雨水管整備に向けたシールドマシンの発進式を実施した。
今回の整備で、同事業の第1期事業が完了を迎える。雨水管は直径5mで、鮮魚市場から那の津ポンプまで延長約900m。貯留量は約6万㎥増え、供用済みの雨水管(直径約4・8m)と合わせると約3万7000㎥となる。発進式で高島宗一郎市長は「“災害に強い都市”として福岡の防災基盤を強化していきたい」とあいさつ。その後、関係者らが一斉にシールドマシンの起動ボタンを押し、掘削開始を拍手で迎えた。
同事業は過去の集中豪雨により浸水被害が大きかった天神地区周辺の浸水対策として09年に着手された。事業完了は防音ハウス撤去も含み、18年12月を予定している。
2017年11月7日発行