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市内初の大規模スタートアップイベント 北九州市SDGsスタートアップエコシステムコンソーシアム
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週刊経済2023年3月21日発行
産学官金で構成する北九州市SDGsスタートアップエコシステムコンソーシアム(会長・武内和久北九州市長)は3月29日・30日の2日間、北九州国際会議場(小倉北区浅野3丁目)で、スタートアップや専門家、支援関係者などが集まるイベント「北九州市スタートアップ最前線 WORK AND ROLE」を開催する。
当日は数百人規模の参加を想定しており、スタートアップをテーマに実施する大規模イベントは市内初という。メイン会場では、北九州市の支援事業に採択されたスタートアップ30社(者)の成果発表や、スタートアップや支援事業者などのゲストによるパネルディスカッションを実施。初日は、北九州市出身の永崎将利Space BD㈱社長、辻野晃一郎アレックス㈱CEO(Google日本法人元社長)、佐々木紀彦PIVOT㈱CEOのほか、藤野英人レオス・キャピタルワークス㈱会長兼社長が「GAFAMを生み出す地域戦略」をテーマに討論する。交流会場では、スタートアップの製品・サービスの展示や商談スペースを設置。成果発表後は、登壇したスタートアップとの交流会も実施する。開催時間は初日が午前11時から午後8時まで、2日目が午後零時30分から午後8時まで。参加は無料で、特設サイトから申し込みが必要。定員は300人。
北九州市スタートアップ推進課では「可能なものは展示し、スタートアップの製品やサービスに直接触れることができるコーナーも設ける。市民の皆さんにも、身近にスタートアップがあることを知ってほしい」と話している。
コンソーシアムは2020年2月設立。内閣府の「スタートアップ・エコシステム推進拠点都市」に認定された。