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市内ホテルで来春入社48人の内定式 KMGホールディングス


週刊経済2024年10月16日発行号

採用活動は継続中

九州北部・中部エリアの三菱、スズキ系の自動車販売会社9社で構成するKMGホールディングス㈱(福岡市中央区薬院3丁目、牟田弘昭社長)は10月5日、オリエンタルホテル福岡(同区博多駅中央街)で来春入社予定の48人の内定式を開いた。
人材獲得に苦戦を強いられる中、前年同期50人に対しほぼ横ばいの内定数となった。内訳は男性36人、女性12人の来春卒業見込みの大学、短大、高専、高校生。職種は営業が21人、整備21人、OA管理6人。
内定式は役員11人と各県採用担当者11人が出席。役員紹介後、内定者の所属事業所長から代表者1人に証書を交付。牟田社長が同社の5つの特長、①社員持株制度②オーナー経営ではなく誰もが社長になれるチャンスがあること③無借金経営④三菱、スズキ、日産、スバルの4つの販売チャネルを持つこと⑤人材育成制度が充実していることを挙げ、「創業73年を迎え100年企業への歩みを進めている。会社としてもダイバーシティやワークライフバランス推進に努め、次世代を担う人材を育てていく。残り少ない学生生活を充実させてほしい」とあいさつした。
後半は同ホテル内の別会場で懇親会を実施。拠点ごとに円卓8テーブルに分かれ昼食をとり所属事業所長との情報交換や内定者同士の懇親を深めた。会中、スクリーンで各事業所の紹介、今年九州第一代表として出場した都市対抗野球大会の試合模様が映し出され、内定者は真剣な表情で見入っていた。
同社の24年度新卒者は68人で25年度は前年増を目指している。現在も採用活動は継続中で、後半の内定式は1月15日前後、オンラインで実施を予定している。