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差別や偏見のない社会を目指す啓発イベント 九州レインボープライド実行委員会


来場者8千人見込む

レインボープライド実行委員会(福岡市中央区渡辺通2丁目、三浦暢久代表)は11月5日、冷泉公園(同市博多区上川端町)で人権啓発イベントを開催する。

イベント名は「九州レインボープライド2017〜未来のすべての子供達のために」。LGBT当事者をはじめとするセクシャルマイノリティ(性的少数者)が差別や偏見にさらされることなく生きていくことのできる社会を目指すもの。飲食ブースや企業ブース、LGBT支援団体ブースが出店する。イベントの開催時間は午前10時から午後5時まで。また、午後2時からのパレードではLGBTの当事者や支援者が渡辺通や天神をパレードする。担当の花田久美さんは「LGBTを含むマイノリティ全体が住みやすくなる社会を目指して日々活動している。今年は8000人の来場を見込んでいる」と話している。LGBTのLはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシャル、Tはトランスジェンダーの頭文字でセクシャルマイノリティの総称として世界に浸透している。

2017年10月17日発行