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工場診断サービスの提供開始 アイキューブデジタル


週刊経済2022年10月25日発行

自動化の進捗確認が可能

安川電機のグループ企業である工場の自動化やIoTソリューションを提供する㈱アイキューブデジタル(北九州市小倉北区米町2丁目、竹原正治社長)は8月23日から、工場診断サービスの提供を開始した。
同社は、従来、工場の課題を整理し最適なソリューションを提案する「アセスメントサービス」を提供し、その一部に工場診断を実施していた。工場診断は、利用企業が自社工場の自動化の進捗を確認できるため、同社は課題解決支援が加速すると考え、アセスメントサービスの一部から工場診断を抽出し、無料提供を開始。工場診断サービスは、設備稼働管理や現品管理、製品品質管理、温度管理などの15の診断項目に沿って、レベルa~dの4段階で診断する。診断結果がチャートで表示されることで、課題が把握できる。
同社は「工場診断サービスは、必ずしも全ての項目で満点を取る必要はなく、お客さまの目指される分野の自動化に注目し、診断していく」と話している。
同社は、2020年7月設立。資本金3億5千万円。