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工務店とのアライアンスを強化 新日本エネックス
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週刊経済2023年8月1日発行号
20社との加盟契約を目指す
太陽光発電システムや蓄電池を販売する㈱新日本エネックス(福岡市博多区博多駅前3丁目、西口昌宏社長)は、太陽光発電パネルと蓄電池の販路拡大において工務店とのアライアンスを強化している。
ゼロエネルギー住宅需要の高まりを背景に、工務店と提携することで新築住宅需要を取り込んでいく。足掛かりとして6月に太陽光発電パネルと蓄電池のリースサービス「エネリース」を開始。加盟契約を結んだ工務店から戸建てを新築する施主を紹介してもらい、新日本エネックスが施主に営業、設置工事、メンテナンスを手掛ける。リース製品は国内メーカー・エクソル社製の太陽光パネル(5kWh)と海外メーカー・ファーウェイ社製の蓄電池(5kWh)を採用し、契約料は10年間で月額2万3千円、15年間で同1万8千円。10年または15年の支払い終了後はそのまま施主の所有物となる。1棟の契約につき紹介手数料として工務店に15万円を支払う仕組み。今期(2024年1月期)中に九州エリアの工務店20社との加盟契約を目指し、すでに10社と契約している。同社では「設置からメンテナンスまで当社が対応するので工務店側のリスクや負担はない」と話している。