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巣ごもり需要の反動減で実質減益 コスモス薬品中間期


週刊経済2022年1月25日発行

新規出店効果で31期増収

ドラッグストアチェーンの㈱コスモス薬品(福岡市博多区博多駅東2丁目、横山英昭社長)の2022年5月期の中間連結決算は、売上高が3711億3800万円(前年同期は3641億7500万円)、経常利益が164億9400万円(同195億4700万円)だった。
今期から「収益認識に関する会計基準」を適用しているため、前年同期からの増減率は算出していないが、コロナ禍による巣ごもり需要で伸びた前年同期と比較し、営業利益は149億7900万円(同182億9200万円)、純利益は112億4500万円(130億7200万円)で実質減益となった。売上高は、関東地区に13店舗、中部地区に4店舗、関西地区に6店舗、中国・四国地区に7店舗、九州地区に14店舗の計44店舗を出店し、31期連続の増収となった。
通期は売上高が7500億円(前期は7264億2400万円)、経常利益は359億円(同358億3500万円)を見込んでいる。