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川端店のロビー、宴会場をリニューアル 冷泉閣ホテル


インバウンド向けに寝室を改装

ホテル事業の㈱冷泉閣ホテル(福岡市博多区上川端町8丁目、古賀秀策社長)は、冷泉閣ホテル川端店(同所)を10月から客室、ロビーなどのリニューアルをする。
築35年の冷泉閣ホテル川端店の老朽化に伴うもので、客室内装やロビー、宴会場を一新する。改装部分の延べ床面積は2701㎡で、総工費は約1億円。すでに改装を終えた客室(全130室)はインバウンドの需要を見込み、体の大きな海外の人でも使いやすい大きめのベッドを備えたほか、フロアごとにカラーを変えて常連客が何度でも楽しめるデザインにした。また、既存の障がい者専用室にもキングサイズのベッドを設置。10月からはロビーと宴会場のリニューアルにも着手し、100人収容の宴会場は展示会や会議以外にも様々な目的で活用できるよう、シンプルなデザインに変更する。古賀三恵子常務は「男性の利用客が多く、女性や家族連れ向けの工夫や水回りの整備も検討している。これからも地域に密着したホテルを目指す」と話している。
同社は1968年設立。資本金5000万円。川端店と駅前店の2ホテルを運営。売上高8億円。従業員49人。

2019年10月1日発行