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島根のビルメンテナンス会社傘下に 環境技術センター九州


週刊経済2023年6月27日発行号

事業承継の一環で

室内空気環境の測定事業を手掛ける㈱環境技術センター九州(福岡市博多区博多駅東2丁目、平田敬善社長)は6月1日、ビルメンテナンスなどを展開する㈱さんびるホールディングス(松江市、田中正彦社長)に発行済み全株式を譲渡し、同社傘下となった。
事業承継の一環によるもの。環境技術センター九州は2006年6月設立。資本金900万円。22年5月期売上高は2500万円。従業員3人。室内環境測定(ホルムアルデヒド、VOC)のほか、室内遮音性能測定、土壌調査、アスベスト検査、大気汚染検査、水質検査などを手掛ける。代表には㈱さんびるホールディングス傘下でビルメンテナンス業の㈱福岡ビル開発(同区博多駅東1丁目)の田中博光社長が就任し、平田社長は相談役に就いた。田中社長は「両社が培ってきた技術や経験を融合することで、これまで以上にサービスの充実を図っていく」と話している。