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島原市の太陽光発電所が運用開始  西部電気工業    1・3MW、設計・施工とも自社対応


 情報通信工事業・西部電気工業株式会社(福岡市博多区博多駅東3丁目、宮川一巳社長)が、長崎県島原市に建設していた太陽光発電の「島原発電所」が完成し、このほど運用を開始した。同社では5カ所目の太陽光発電施設。
 太陽光発電システムでクリーンエネルギーの創出および今後の事業拡大を目指すもの。場所は同市新湊2丁目。約23000平方mの敷地に太陽光パネル約5200枚を設置し、総出力約1300kW、年間想定発電量は一般家庭約450世帯の使用量に当たる約144万kWh。設計、施工、管理ともすべて自社対応が特徴。同社は、これまで津屋崎発電所(福津市津屋崎)と合志発電所(熊本県合志市)、手光発電所(福津市手光)、宮若発電所(宮若市稲光)で太陽光発電所を展開。「長年培ってきた経験と技術を結集し、今後も新たな付加価値を提供していくとともに、多様な事業展開を図っていく」と話している。