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岡山県の廃校小学校を専門学校として再活用  アジアマーケティング    2018年度開校予定


 人材紹介事業のアジアマーケティング株式会社(福岡市博多区博多駅前4丁目、田中旬一社長)は8月26日、「小学校跡地活用事業」の事業予定者として岡山県瀬戸内市に専門学校を開校することを決定した。
 地域の雇用創出と地域活性化を図るプロジェクトとして瀬戸内市が旧玉津小学校の跡地活用事業主を募集し、岡山出身であり外国人の人材紹介に精通するアジアマーケティングの田中社長を事業者と特定したことによるもの。今後は同社を代表企業とする連合体として地元の漁業者・牡蠣の家しおかぜ、学校法人友幸学園と共同で取り組む。場所は同士邑久町尻海の旧玉津小学校跡地で、規模は鉄筋コンクリートの3階建て(延べ床面積1640平方m)の校舎と運動場を合わせた6700平方m。外国人向けの日本語学校と国内外の学生を対象とした貿易や外国語の専門学校として2018年度に開校する予定。定員は初年度は140人で投資額は3年間で1億3000万円を見込む。田中社長は「学生にカキの養殖など地元の漁業や農業を体験してもらい、貿易の実践学習としても、授業に取り込んでいきたい」と話している。