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岡山の耐火物製造子会社を解散  黒崎播磨    来年3月末付、事業は本体が継承


 耐火物最大手の黒崎播磨株式会社(北九州市八幡西区、古野英樹社長)は、4月28日、耐火物製造の子会社・黒崎炉材株式会社(岡山県備前市穂浪、村橋學社長)の解散・清算を決めた。
 近年推進してきた子会社整理による業務効率化の一環によるもので、黒崎炉材が担当してきた業務は本体が引き継ぐ。解散の予定日は来年3月31日。解散に伴う損失は、残余財産(解散後に残る資産)の処分が見込めることから、発生しないとしている。黒崎炉材は1956年設立。資本金6000万円。従業員数39人。08年3月期の売上高は20億7500万円、経常利益は1億7300万円。過去3期の業績では、赤字計上などはなかった。同社は「清算による本体連結業績への影響は軽微」としている。同社は1918年設立、資本金55億3796万円。従業員数は1072人。07年3月期の売上高は915億円。