岡垣バイパス・４車線区間は２月３日に開通　北九州国道事務所

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週刊経済2023年11月28日発行号

宗像市武丸―岡垣町山田の延長４キロ

北九州国道事務所は１１月１７日、２０１８年１２月に建設工事に着手した岡垣バイパス４車線化区間を２月３日午後４時に開通すると発表した。
開通区間は宗像市武丸―岡垣町山田の延長４キロ。福岡市と北九州市を結ぶ国道３号のうち、唯一の２車線区間。重大事故を引き起こす正面衝突事故の発生割合が県内平均の約１０倍となっていたほか、４車線から２車線への絞り込み区間では追突事故が発生していた。０９年に発足した民主党政権下で４車線化事業は凍結されていたものの、１２年１２月の第２次安倍政権発足後、周辺自治体からの要望活動により、２車線化が決定。１８年１２月に４車線化工事に着手、福岡市方面から北九州方面の上り路線を新たに整備してきた。新たに開通する区間には城山（じょうやま）トンネル、岡垣トンネル、上畑（じょうはた）高架橋などが新設されたほか、これまで福岡市方面のみの乗り入れに対応してきた野間、山田ランプがフルランプ化したことで、北九州方面への救急搬送が可能となり、走行性向上による患者負担の軽減などが期待される。
開通に合わせ同日午前１０時からは来賓を招いた開通式典を実施する。