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岐阜県の建設会社を子会社化  OCHIホールディングス    中京圏のエリア拡大目指す


 建築資材、住宅設備機器卸の越智産業株式会社(福岡市中央区那の津3丁目、越智通広社長)の親会社・OCHIホールディングス株式会社(同)は12月上旬をめどに、岐阜県の建設会社「DS TOKAI株式会社」(佐藤恒雄社長)を子会社化する。
 建材事業、生活事業、加工事業で展開するOCHIホールディングスは、西日本エリアの建材事業においてシェアトップの規模だが、今後の成長戦略として中京圏のエリア拡大や非住宅分野の建築工事などの需要取り組みを図っている。DS TOKAIは地場で大手流通の建築を手掛けるほか、介護施設運営のノウハウもあり、子会社化に至った。取得額は8~9億円で調整している。
 DS TOKAIは1972年6月設立。資本金は8000万円。2014年5月期の売上高は26億800万円。

 東証1部に昇格=指定替え

 またOCHIホールディングスは11月25日、東証1部指定となった。
 昨年11月25日に東証2部となり1年後での指定替えとなった。越智社長は「皆さんの支援の賜物と深く感謝します。株価は業績に連動する。業績を上げ、東証一部上場企業にふさわしい企業体質をつくるよう励んでいく」と語った。