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山口県防府市の太陽光発電所運用開始 西部ガスグループのエネ・シード


週刊経済2023年6月13日発行号

発電規模は約2・5MW

西部ガスグループの再生エネルギー事業会社、エネ・シード㈱(福岡市博多区千代1丁目、舛本孝文社長)が、山口県防府市に建設していた太陽光発電所がこのほど完成し、6月1日から「エネ・シード山口防府第2太陽光発電所」として運用を始めた。
場所は同市牟礼3681番、霊園「防府海望園」の東側。発電規模は約2・5MW。想定年間発電量は約285万kWh/年(一般家庭約790戸の年間電力使用量に相当)。西部ガスグループは2012年4月にエネ・シードを設立、福岡県や長崎県などで太陽光発電所17カ所、北九州市で風力発電所1カ所を運営して再生可能エネルギー事業に取り組んでおり、グループの再生可能エネルギー発電容量の合計は53・6MWとなった。
西部ガスグループでは中期経営計画「Next 2024」において、2024年度での再生可能エネルギー発電容量75MWの達成を目指しており、「今後も2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを一歩ずつ着実に実行することを通じて、地域社会の持続的発展に貢献できるよう努めていく」としている。