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山口県萩市にサテライトオフィス プラントメイクRISE
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週刊経済2021年12月7日発行
高校新卒者や若年層の獲得図る
製鉄プラント設計、3D設計サービスのプラントメイクRISE㈱(北九州市若松区ひびきの、米澤誠治社長)は来年4月、山口県萩市にサテライトオフィスを開設する。3拠点目。
第二次産業の就職先が少ない萩で採用活動を実施し、高校新卒者や若年層の獲得を図る。場所は萩市役所北側の旧明倫小学校4号棟2階。名称は「プラントメイクRISE萩明倫学舎デジタル館」で、オフィス面積は66㎡。リモートによる設計業務のほか、3Dスキャン、3Dデータ活用技術のノウハウを生かした観光事業を展開する方針。スタッフは2人。次年度以降は毎年高校新卒者を中心に1~2名の採用を目指す。
米澤社長は「1年目はAutoCAD操作や機械製図などの研修を実施し、未経験でも入社しやすい体制をつくっている。顧客の要望をくみ取り、工事費削減や使い勝手の良い設計を提案できる技術者に育成していきたい」と話している。
同社は2012年3月設立。資本金1千万円。決算期2月。従業員数16人。