居宅介護・訪問看護介護事業者を公募　粕屋町

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週刊経済2022年6月21日発行

２０２３年度中の運営を計画

粕屋町（箱田彰町長）は６月８日、町内全域を対象に「看護小規模多機能型居宅介護」および「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」サービス事業者の募集を始めた。
同町が掲げる「高齢者福祉計画・第８期介護保険事業計画」に基づき、対象予定地域に地域密着型サービス事業所を整備する計画。公募するサービス種別は看護小規模多機能型居宅介護が１施設（登録定員は２９人まで）、定期巡回・随時対応型訪問介護看護が１施設（利用者数は２０人程度）となる。募集要件は①介護保険関係法令等の基準のほか、整備予定地（建物）が建築基準法等関係法令の基準を満たすこと②法人であること③選定後、原則として２０２３年度に着工し、同年度中に運営を開始することなど。なお、同事業における施設整備費の補助については、地域医療介護総合確保基金を活用した補助を検討しているが、交付の可否は未定という。
事前協議期間は今年８月３１日まで。公募受付期間は９月１日～１５日まで。書類審査および事業者によるプレゼンテーション・ヒアリングを経て、「粕屋町地域密着型サービス事業者選定委員会」が審査・選定を実施。評価結果の上位４事業者をプレゼンテーション対象審査とし、５事業者に満たない場合は参加事業者すべてにプレゼンテーション審査を行う方針。同町では「資金計画などの策定にあたり、補助金の不交付も念頭に置き、十分対応できる場合に限り応募していただきたい」としている。詳細は介護福祉課介護保険係まで。