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就労支援事業所向け管理システムの新機能 TRIGG


週刊経済2023年8月8日発行号

国保連請求

システム開発などの㈱TRIGG(トリグ・福岡市中央区天神5丁目、海老沼雄紀社長)は7月1日、就労支援事業所向け管理システム「Welsys Plus(ウェルシスプラス)」で国保連請求機能の提供を開始した。
同社は就労支援福祉事業所の管理業務を一括化するシステム「Welsys Plus」で、利用者情報や勤怠管理、工賃・給与自動計算、日報などの基本機能を無料で提供しており、現在全国500~600の事業者が導入しているという。今回、障がい福祉サービス事業所が利用者に提供したサービスの対価として国保連(国民健康保険団体連合会)に報酬を請求する業務を効率化するための新機能を追加した。勤怠情報をもとに請求情報を作成する有料オプションの機能で、料金は月額2万2千円(税込み)。今後、個別支援計画書作成や従業員勤怠管理といった有料機能も年内に提供開始する。海老沼社長は「事業所の現場の声を聞きながら機能を随時バージョンアップしている。再来年をめどに1千事業所の導入を目指したい」と話している。
同社は2021年12月創業。資本金1千万円。「Welsys Plus」をはじめとするシステム開発のほか、動画制作やWEB制作マーケティングなどを手掛ける。従業員数約15人。