就労サポートツールの先行利用開始　障がい者雇用支援機構てとて

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週刊経済2024年2月27日発行号

ゲーム感覚でスキル習得

就労支援事業所を運営する（一社）障がい者雇用支援機構てとて（福岡市中央区高砂２丁目、中村浩之代表理事）は２月１日、就労サポートツール「ＺＩＲＩＴＳＵ（じりつ）」の先行利用を開始した。
（一社）全日本青少年ｅスポーツ協会（＝Ｇａｍｅｉｃ、東京都品川区、前川友吾代表理事）との業務提携の一環として共同で開発した「ＺＩＲＩＴＳＵ（じりつ）」は、職業図鑑、スキル習得、雇用ツールの３つの機能を兼ねるゲーム感覚の就労支援ツール。ログインボーナスやキャラクターの育成要素があるクイズで、就労に必要なスキル習得が可能。また、利用者のログイン状況などを企業が確認でき、雇用につなげる仕組みが整っている。今後は毎週のアップデートで取り扱い職種を増やす。
てとての中村代表理事は「利用者のモチベーションにつなげ、就労をサポートしたい」と話す。