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小郡市山隈に3階建ての物流倉庫 東京のアスコット
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週刊経済2023年2月21日発行
九州1棟目
不動産開発業の㈱アスコット(東京都渋谷区、中林毅社長)は小郡市山隈に物流倉庫を開発している。九州1棟目で完成は来春を予定。
2021年に開始した物流施設開発事業を拡大する中、福岡の人口増加や地価の上昇など発展性に着目し、全国3カ所目の地に選んだ。名称は「小郡ロジスティクスセンター(仮称)」。場所は甘木鉄道甘木線今隈駅北側。敷地面積は約1万2167㎡で、建物は鉄骨造3階建ての常温倉庫。建築面積約7002㎡、延べ床面積は1万9809㎡。施工は大和ハウス工業㈱。アセットマネジメントはCBRE㈱と㈱ボルテックス投資顧問、プロパティマネジメントはCBREに委託する。優先出資者は㈱ボルテックス、日本国土開発㈱とアスコット。
アスコットでは「物流倉庫の開発が九州の都市の活性化や物流業者の効率的なサプライチェーンの一助となると考えている。物流・輸送の安定化によって人と社会、環境との共生を実現し、当社も町と共に発展していきたい」と話している。
同社は1999年4月設立。資本金108億6700万円。従業員80人。2022年9月期売上高は459億2千万円(グループ)。