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小郡市山隈に特定企業専用の物流施設 東京のプロロジス


九州で4年ぶり7件目の開発案件

物流施設などの不動産の開発・所有・運営の㈱プロロジス(東京都千代田区、山田御酒社長)は、小郡市山隈で特定企業専用のBTS型物流施設「プロロジスパーク小郡」を開発する。
1社専用の賃貸用物流施設として開発し、入居企業の希望に合わせて設計を変更するBTS(ビルド・トゥ・スーツ)型として建設するもの。投資額は公表していない。場所は甘木鉄道の今隈駅や大分自動車道筑後小郡ICそば。敷地面積は約3万2000㎡。物流会社や食品会社など業種を問わずに入居企業を募集しており、現時点のモデルプランでは地上2階建て、延べ床面積約2万9000㎡を想定している。年内に着工し、2020年の完成を目指す。同社開発の物流施設としては、九州では2014年以来4年ぶり、7件目の案件となる。
同社は「開発予定地は主要な幹線道路に近く、九州全域にアクセスしやすい好立地。鳥栖JCT周辺の土地供給が限られる中、小郡エリアは新しい物流ハブになっていくと見込まれる」と話している。
同社は米国・プロロジスの日本法人として1999年設立。従業員数113人。米国本社はカリフォルニア州サンフランシスコにあり、19カ国で事業を展開している。

2019年1月8日発行