小郡市に九州初の物流施設を着工　東京のロジランド

Tag:

週刊経済2024年7月3日発行号

延べ床面積は２万２４２１㎡

物流不動産開発などの㈱ロジランド（東京都渋谷区、小山幸男社長）は６月１７日、小郡市小郡の物流施設「ＬＯＧＩ　ＬＡＮＤ　小郡鳥栖インターⅠ」を着工した。九州初。
福岡市内や九州全域の広域配送拠点として、物流ニーズに対応する。場所は九州自動車道鳥栖ＪＣＴ北東側。敷地面積は２万５４６㎡。建物は鉄骨造り２階建てで延べ床面積は２万２４２１㎡。トラックバースを上層階に設置しないＢＯＸ型で、荷物用エレベーターを２基、垂直搬送機を３基置く。乗用車駐車場は１１３台で、トラックバースは４４台。完成は２０２５年冬ごろを予定している。今年２月、同所に隣接する土地４万７１１０㎡を取得しており、同施設南側に「ＬＯＧＩ　ＬＡＮＤ　小郡鳥栖インターⅡ」の開発も予定している。敷地面積は２万３４３１㎡。建物は鉄骨造り３階建てで延べ床面積は３万６０２７㎡。２６年中の完成を目指す。同社では「１棟貸し、分割のどちらでも対応できる。階層を２階に抑え、縦配送で効率的なオペレーションを実現する」と話している。
同社は２０１９年３月設立。資本金１億円。