NEWS

小郡市にマルチテナント型物流倉庫 東京の日本GLP


週刊経済2023年12月5日発行号

総投資額145億円

物流施設開発などの日本GLP(東京都中央区、帖佐義之社長)が小郡市に建設していた4階建てマルチテナント型の物流施設が11月30日に完成した。総投資額145億円。
施設名は「GLP福岡小郡」。熊本での半導体、精密機器のほか、現地物流ニーズに応える狙い。場所は鳥栖JCT北西側。敷地面積は4万3千㎡。建物は鉄骨造り4階建てで、延べ床面積は9万1千㎡。最大8テナント入居可能で、各階に荷物用エレベーターや垂直搬送機を設置できる。昨年7月、小郡市と立地協定を締結し、同月着工していた。同社では「九州では初めて同業態の施設を開発した。1棟貸では実現できない流動的な使用法を提案したい」と話している。
同社は2009年3月設立。資本金1億円。従業員340人。