小学生向け野球教室を開始　アスリートプロ

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週刊経済2023年11月14日発行号

プロ経験５人が指導

アスリート支援などを手掛ける（一社）アスリートプロ（福岡市西区下山門２丁目、田村丈代表理事）は１１月２６日、佐賀市で小学生向けの野球教室を開催する。
元プロ野球選手として横浜ＤｅＮＡベイスターズで投手を務めていた田村代表が今年８月に同法人を設立。佐賀市から球場提供や集客支援を受けて初開催する。会場は「佐賀市立野球場」（佐賀市西与賀町）で、時間は午前９時～午後１時。田村代表と親交のある元福岡ソフトバンクホークスの吉住晴斗（よしずみ・はると）投手や現役プロで千葉ロッテマリーンズに所属する国吉佑樹（くによし・ゆうき）投手など５人が、打撃、走塁、守備を指導する。参加は無料で、対象は佐賀市内の少年野球８チーム。佐賀市が市内の少年野球チームにチラシを配布して告知する。申し込みはチラシに記載のＱＲコードから。１チームあたり最大１５人までエントリーでき、申し込み期限は１１月１７日まで。定員を超えた場合は抽選となる。田村代表理事は「少年たちに野球の楽しさを伝えるのはもちろん、若くして引退した選手が指導者として輝ける場を提供していきたい。次回は１２月１６日に福岡市内で計画中」と話している。
田村代表は兵庫県尼崎市出身。１９９２年１１月２０日生まれの３０歳。関西大学北陽高校―関西学院大学卒業後、２０１６年～１９年に横浜ＤｅＮＡベイスターズで投手を務めた。２１年から社会人アメフトチーム「ｏｔｏｎａｒｉ（おとなり）福岡ＳＵＮＳ」でワイドレシーバーとして活躍している。