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小倉都心部でインバウンド向け回遊バスの実証実験 九州運輸局と北九州市


来年2月28日まで

九州運輸局と北九州市は12月1日から来年2月28日まで、インバウンド向けに北九州市の小倉都心部を回遊する「KOKURA LOOP BUS(小倉ループバス)」の実証実験を開始した。
北九州空港に就航している韓国、中国からの定期便が好調なことや、今年10月にはスターフライヤーが台北直行便を新規就航したことで、同市を訪れるインバウンドがさらに拡大することが予想される一方、小倉都心部の商業施設、観光施設が点在しているため、集客や消費につながっていないという課題があった。実証実験では、西鉄バス北九州㈱が運行事業者として参加。午前9時30分から午後7時40分までの間、約3分間隔で1日20便を運行する。運賃は大人100円、6歳以上12歳未満は50円。北九州都市圏1日フリー乗車券、韓国で発売されている同乗車券、九州のバス会社で利用できるSUNQパスも使用できる。車内では商業施設や観光施設で利用できるクーポン券を配布するほか、無料インターネット通信のWi―Fiなども使用できる。

2018年12月4日発行