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小倉北支部と久留米支部の全車両EV化 グリーンコープ共同体
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週刊経済2024年10月23日発行号
営業車両計12台導入
(一社)グリーンコープ共同体(福岡市博多区博多駅前1丁目、日高容子代表理事)は9月30日、小倉北支部(北九州市小倉北区高浜1丁目)と久留米支部(久留米市善道寺町)で使用する全車両のEV化を完了した。
2027年までに事業で排出する温室効果ガスを実質ゼロにする「OUR GREEN」プロジェクトの一環で、営業車両、配送トラック計1300台のEV化を進めている。小倉北支部、久留米支部ともに導入した車両は「日産サクラ」1台ずつと「日産クリッパー」5台ずつで計12台。すでに両支部ともに配送用トラック計52台をEV化しているため、使用する車両すべてがEV車となった。グリーンコープ全体では、今年9月末時点で営業車、配送車計1300台のうち199台がEV車となっており、2025年3月末までに356台がEV車に切り替わる見込み。同社では「グリーンコープの事業で排出される温室効果ガスの約3分の1は営業、配送車両なので、より効率的にカーボンニュートラルを達成するためEV車導入に力を入れたい」と話している。