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小倉北区城野団地にサ高住の第2弾 西日本鉄道


北九州市内では初、102室

西日本鉄道㈱(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)は、北九州市小倉北区城野団地にサービス付き高齢者向け住宅(以下サ高住)第2弾となる「カルナス城野駅前(仮称)」を建設する。完成は来年3月、開業は同5月予定。
同社ではシニア住宅事業の拡大に取り組んでおり、高齢者住宅の多様なニーズに対応するため、有料老人ホーム「サンカルナ」シリーズ6施設に続き、サ高住「カルナス」シリーズの展開を開始。同物件は福岡市城南区別府4丁目に今年6月開業の第1弾に次ぐもので、北九州市内では初のサ高住施設。同物件はJR日豊本線の城野駅から北東へ徒歩約7分、新しいまち「みんなの未来区 BONJONO(ボン・ジョーノ)」街区内に位置。共用部に入居者以外の人も利用できるレストランを設置し、BONJONOが進めるタウンマネジメント活動や地域コミュニティ活動の場として提供することで、街区全体の多世代コミュニティ創出に寄与していく。
物件は敷地面積が2687㎡。建物は地上5階建てで、延べ床面積が4958㎡。居室数は一般居室が80室(25㎡~51㎡)、介護対応居室が22室(約19㎡)の計102室。フロア構成は1階がレストランのほか、プライベートダイニングやカラオケルーム、トランクルーム、事務所、会議室、2階が介護居室のほか、デイコーナーやケアステーション、浴室(要介護者向け含む)、3~5階が一般居室となっている。一般居室は、ゆとりある25㎡以上の居室面積を確保し、キッチン・トイレ・浴室など充実した住宅設備を備えている。安否確認・生活相談などの基本サービスに加え、入居者のニーズに合わせた買い物代行などのオプションサービスを提供する。また、有料老人ホーム事業で培ったノウハウや医療機関、介護事業者とのネットワークを生かし、入居者の生活を支援していく。入居者募集は今年11月頃の開始を予定している。

2019年6月18日発行