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小倉北区に飲料自動販売機一体型サイネージ YEデジタル


週刊経済2023年3月14日発行

バスの接近情報などを表示

BtoB向けITソリューション企画・開発・提供の㈱YE DIGITAL(北九州市小倉北区米町2丁目、玉井裕治社長)は、2月23日から伊藤園と協力し、北九州市内のバス停2カ所でバスの接近情報を示す飲料自動販売機一体型サイネージの運用を開始した。
設置場所はJR小倉駅南口ペデストリアンデッキ下の小倉駅バスセンター5番乗り場と、複合商業施設「チャチャタウン小倉」前の砂津バス停(霧丘方面)。同社は、バスの接近情報やバス事業者からのお知らせを表示する「MMvision」を開発しており、今回既設のバス停そばに、飲料自動販売機と一体化したサイネージを設置した。同サービスでは、バス接近情報や西鉄バス北九州からのお知らせ、時刻表を配信する。また今回、伊藤園が自動販売機一体型の手配を実施するため、バス事業者の初期投資が抑制できる。
同社は「バス停近くに自販機がない場所でも冷たい・温かい飲料を購入できるなどバス待ち環境が向上するほか、バス事業者にとっても、飲料の売り上げの一部が還元されるため、システム維持管理費の負担を軽減できる」と話している。