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小倉ターミナルビルと業務提携 東京のエクボ


荷物一時預かりサービスの件で

国内で観光客向け荷物預かりサービス「エクボクローク」を展開するエクボ㈱(東京都渋谷区東3丁目、工藤慎一社長)は3月1日、九州旅客鉄道㈱の完全子会社の小倉ターミナルビル㈱(北九州市小倉北区浅野1丁目、山下信二社長)と業務提携し同社運営のステーションホテル小倉でサービスを開始した。
同サービスはカフェやコワーキングスペース、ヘアサロンなど実店舗の空きスペースを活用し、観光客の荷物を預かることができるよう観光客と実店舗をマッチングするもの。2016年1月のサービス開始以来、東京や大阪など国内主要都市で展開し1000店舗以上が加盟。福岡では17年6月からサービスを開始している。荷物預かり場所は同ホテル7階のフロントで午前8時から午後10時半まで。利用料は荷物の大小限らず1個で1日700円。個数は20個が上限。基本的に同社アプリでの事前予約が必要だが、空きがあれば当日予約も可能。同社では「小倉駅周辺のコインロッカーは6カ所で計460個あり、そのうち、スーツケースが入る大型サイズのものは47個あるが需要に対して足りていない状況。今後も導入規模を拡大していきたい」と話している。
同社は2015年6月設立。資本金2000万円。決算期5月。従業員30人。

2019年3月26日発行