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導入法人822社増で売上8%増の14億円 アイキューブドシステムズ中間期
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週刊経済2024年2月27日発行号
通期増収益減益見込む
モバイルデバイスサービス提供の㈱アイキューブドシステムズ(福岡市中央区天神4丁目、佐々木勉社長)の2024年6月期決算の連結中間期決算は、売上高が前年同期比8・4%増の14億2500万円、経常利益が6・3%増の3億3100万円となった。
導入法人数が23年6月かたの期間中に822社増の5751社となり、売り上げが伸長。サブスクリプションビジネスで重要視されるARR(対象月の月末時点の導入法人にかかる月額料金の合計額)は同9・1%増の27億8100万円と堅調に推移した。営業利益はM&Aの費用の計上により販売管理費が微増したことで、3億3300万円となった。四半期純利益は5・0%増の2億2200万円。
通期は売上高が前年比12・7%増の30億200万円、経常利益は同6・5%増の6億4900万円の増収増益を見込む。
同社は2001年1月創業。04年2月設立。資本金は4億504万円。従業員は85人。20年7月にマザーズ(現東証グロース)上場。佐々木社長は1973年生まれの50歳。長崎県平戸市出身。福岡県内のソフトウェア会社を経て、アイキューブドシステムズを個人創業した。