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導入法人524社増で売上2割増 アイキューブドシステムズ6月期


週刊経済2022年8月30日発行

売上高は24億円

モバイルデバイスサービス提供の㈱アイキューブドシステムズ(福岡市中央区天神4丁目、佐々木勉社長)の2022年6月期決算は、売上高が24億5400万円、経常利益が8億1700万円となった。
21年9月にベンチャーキャピタルの子会社㈱アイキューブドベンチャーズ(同、山形修巧社長)を設立し、今期から連結決算。前年との比較はしていない。
単体ベースでは売上高が前年比21・0%増の24億5400万円、経常利益が同46・9%増の8億2200万円で増収増益。期間中に導入法人数が524社増の3915社となり、売り上げが伸長。利益面では売上増に加え、大型ソフトウェアの減価償却費が減少したことで、営業利益も46・7%増の8億3500万円となった。
今期は売上高が前年比11・4%増の27億3400万円、経常利益は同19・5%減の6億5800万円の増収減益を見込む。
同社は2001年1月創業。04年2月設立。資本金は4億504万円。従業員は85人。20年7月にマザーズ(現東証グロース)上場。佐々木社長は1973年生まれの49歳。長崎県平戸市出身。福岡県内のソフトウェア会社を経て、アイキューブドシステムズを個人創業した。