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導入法人286社増で9・1%増の13億円 アイキューブドシステムズ中間期


週刊経済2023年2月28日発行

通期増収益減益見込む

モバイルデバイスサービス提供の㈱アイキューブドシステムズ(福岡市中央区天神4丁目、佐々木勉社長)の2023年6月期決算の連結中間期決算は、売上高が前年同期比9・1%増の13億1400万円、経常利益が31・3%減の3億1100万円となった。
期間中に導入法人数が286社増の4201社となり、売り上げが伸長。利益面では外部委託先の開拓に伴い、開発投資やソフトウエア製品のリリースが増加し、売上原価が増加。また、期中に販売パートナーとの連携強化を目的とした営業拠点を広島、名古屋、札幌、仙台に開設したことで、人員増強に伴う人件費が増加し、営業利益は33・8%減の1億4600万円となった。
通期は売上高が前年比11・4%増の27億3400万円、経常利益は同19・5%減の6億5800万円の増収減益を見込む。
同社は2001年1月創業。04年2月設立。資本金は4億803万円。従業員は85人。20年7月にマザーズ(現東証グロース)上場。佐々木社長は1973年生まれの49歳。長崎県平戸市出身。福岡県内のソフトウェア会社を経て、アイキューブドシステムズを個人創業した。