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専用受信機を使った見守りシステム ピア
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高齢者や子供の安全確保
ソフトウェア受託開発の㈱ピア(福岡市博多区博多駅前3丁目、田澤康男社長)は10月から、高齢者見守りシステムの提供を始めた。
家や郵便局、スーパーに専用の受信機を設置し、ビーコンを持った対象者が近くを通るとそのデータが家族に送信されるもので、サービス名は「p-careみまもり」。認知症による高齢者の徘徊や行方不明防止への活用を見込む。また、専用の無料アプリをダウンロードすることで付近の住民全体で地域の高齢者を見守ることもできる。現在、沖縄県宜野座村で「宜野座村スマートヴィレッジ構想」の一環として導入が進んでおり、来年4月から村の小学生150人にビーコンを配布し登下校の安全を見守る。
同社では「今後は性能面の強化に力を注ぐ。位置情報だけでなく、転倒なども検知し事故防止につなげたい」と話している。
同社は1998年設立、資本金1300万円。売上高2億7000万円。従業員40人。田澤社長は飯塚市出身。1963年5月5日生まれの56歳。嘉穂高等学校卒。趣味はゴルフ。
2019年12月10日発行