NEWS

対面講義実施設備に5千万円投資 福岡工業大学


食堂などにサーモカメラ

学校法人福岡工業大学(福岡市東区和白東3丁目、下村輝夫学長)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため対面講義の設備に投資する。
9月24日から開始した後期授業で対面講義の割合を上げるため、学生の受け入れ体制を強化する。マスク5万枚や人が集まる食堂などに体温を自動計測するサーモカメラ、各教室などに大型モニター付きの非接触式体温検知器、400枚の仕切り板の設置、現金の手渡しを避けるため電子マネー決済を導入。今後は消毒マットや換気用のサーキュレーター、決済機器のメンテナンスなど現在導入しているものを拡充する。下村学長は「オンライン授業と併用しつつ、学生全員が毎週キャンパスに足を運べる環境づくりを進めたい」話している。

2020年11月3日発行