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富士開発が室見が丘に戸建33戸 福岡市内開発申請状況
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週刊経済2021年1月13日発行
南区桧山の開発が3件
ふくおか経済・㈱地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と1千㎡以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況(20年月11月分)をまとめ、法人による申請件数は前月と同数の5件だった。
開発の内訳は、住宅3件、介護施設が1件、診療所が1件。開発面積が最大だったのは、横浜市の不動産会社・富士開発(横浜市戸塚区、小尾一社長)が西区室見が丘に開発する分譲の戸建て住宅で、開発面積は8305㎡、戸数は33戸。九州では福岡や鹿児島で不動産開発を手掛けており、展開する一戸建ての宅地分譲「Fガーデン」シリーズの開発と見られる。次に開発面積が大きかったのは、多様な不動産の施工実績を持つ地場建設会社の㈱スエナガ(福岡市城南区堤、出口洋一社長)が南区桧原に開発する戸建て住宅で、開発面積は3209㎡、戸数は14戸。工事施工者も同社となっている。
件数は前月と同数だが、一部規模の大きい開発が見られた。コロナ禍の影響か低調だった開発意欲が、いささか復調している感がある。また、戸建て住宅中心の開発傾向は最近と同様ながら、南区桧原の開発が今月だけで3件と目立った。
表はこちらから。