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宿泊業向けシステムで増税にあわせ機能強化 富士通九州システムズ


8月から既存ユーザーへ対応

ソフトウエア開発の㈱富士通九州システムズ(FJQS・福岡市博多区東比恵1丁目、石井雄一郎社長)は、宿泊業向けシステム製品において、消費税率引き上げに向けた機能強化を実施。8月から順に、既存ユーザーに対し、機能強化版への入れ替え等の対応作業を進めていく。
宿泊予約からフロント会計、顧客管理機能や売掛管理機能などが備わる同社のソリューション製品「GLOVIA smartホテル」と「GLOVIA smart旅館」の既存ユーザー、また、クラウド版の「GLOVIA smartホテルSaaS」の既存ユーザーに向けた処置。消費税率引き上げに伴い、軽減税率対応として、区分請求書保存方式をベースに機能を強化。宿泊利用客が受け取る明細書において、軽減税率対象品目があった場合に、わかるように印を表記。税率ごとに合計した税込対価の額を表示する。
機能強化したシステム自体は無償で提供し、入れ替え作業は別途有償となる。
同社の「GLOVIA smartホテル」、「GLOVIA smart旅館」は、現在、800以上の施設で利用されている。

2019年7月9日発行