宿泊予約管理サービス会社と連携を開始　リクリエ

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週刊経済2022年5月31日発行

ホテル業務の効率化目指す

ホテルの企画・運用とシステム開発の㈱リクリエ（福岡市博多区博多駅前４丁目、中西孝行社長）は４月１４日、　同社が運営するホテル用タブレット型チェックインシステム「Ｔａｂｉｑ」と、宿泊施設向け予約管理サービスの手間いらず㈱（東京都渋谷区恵比寿１丁目、渡邉哲男社長）が運営する、オンライン宿泊サイトを一括管理するサービス「ＴＥＭＡＩＲＡＺＵ」の連携を開始した。
ホテルスタッフの業務効率化を狙って連携したもの。ホテルの宿泊予約の際、オンライン宿泊サイトから予約を受けたあと残室管理をするサイトコントローラー「ＴＥＭＡＩＲＡＺＵ」から、住所などの宿泊客の情報をチェックインサービス「Ｔａｂｉｑ」に共有できる仕組みになったことで、両システム間にあるＰＭＳ（顧客管理）などのシステムを省略し、フロント業務の効率化を図る。
同社では「今回の連携で、より多くのホテルで業務の効率化が進んでいくようにしたい。人がいないからこそできるサービスを提供できたら」と話している。
同社は２０１６年２月設立。資本金２千万円。２２年２月期売上高は３億４８０９万円。従業員数は３５人。