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家庭向け「明治産業でんき」販売開始 明治産業


電気料金減額を提案

LPガス販売、住環境プロデュースの㈱明治産業(福岡市中央区薬院1丁目、明永喜年社長)は7月1日から家庭向け電気の販売を開始する。

住まいに関わるサービスを充実させ既存客維持、新規客獲得への差別化を図るもの。「明治産業でんき」は、まず既契約内容や過去12カ月間の電力使用量データを顧客から受け取り、それをもとに、基本料金、電気料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金の合計で電気料金を試算し、値下げを提案する。料金設定は最初の120kWhまでが1kWh17・02円、120kWhを超える300kWhまでが1kWh22・24円、300kWh以上が1kWh24・86円になる。一人暮らしの場合だと、毎月200〜250kWhで約5000円。約60〜80円の減額、4人暮らしで400〜450kWhで約1万2000円で250〜350円の減額が見込めるという。販売は九州電力エリアが対象で、まず同社の既存事業でもつエンドユーザーを中心に提案を進めていく。同社では「市場はまだまだあり、拡大のチャンスととらえ参入した。生活のトータルプランナーとした提案ができれば」と話している。

2017年7月18日発行