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宮若市宮田にスマートストアをオープン トライアルカンパニー


週刊経済2021年11月16日発行

AIカメラなど導入

スーパーセンターなどを展開する㈱トライアルカンパニー(福岡市東区多の津1丁目、石橋亮太社長)は10月28日、宮若市宮田にIoTやAI技術を駆使したスマートストア「スーパーセンタートライアル宮田店」をオープンした。
場所は県道428号沿い、宮田桐野郵便局そばで、店舗面積は約3630㎡。7月に発表した「産官学協働」で推進するリテールDX(デジタルトランスフォーメーション)を軸にしたまちづくり「リモートワークタウン ムスブ宮若」プロジェクトの実証実験の場として開業。専用プリペイドカード登録によるセルフレジ機能を搭載し、キャッシュレス会計で支払い効率化する「スマートショッピングカート」を約2百台、商品棚や来店客の動線分析で売り場づくりに寄与する「リテールAIカメラ」を約2百台、総菜商品の出来上がりなどを知らせる「デジタルサイネージ」を約120台導入している。また、店舗初実装となるAIカメラとセンサーを備えた「AI冷蔵ショーケース」を18台設置し、商品の欠品を監視するという。年中無休の24時間営業。駐車場188台を備える。
同社は1981年7月設立。資本金は21億2335万300円。全国261店舗展開している。